これは表題どおり、事故などではなく事件である。
荷物や車の固定を怠っていたということもあるが、それ以上に我慢ならないのは避難指示だ。
本来、船長は乗客の避難確認をするのが義務であるが、この船長は乗客に大惨事になるためその場に待機するように指示している。にもかかわらず、自身と関係者は真っ先に避難してしまっている。
これは明らかに任務を放棄している。殺人行為ではないのか？
韓国南西部の珍島沖で起きた客船事故で、検察・警察の合同捜査本部は19日、乗客に適切な避難措置を取らせず、船から脱出したなどとして、船長、3等航海士、操舵（そうだ）手の3人を逮捕した。聯合ニュースが報じた。死者・行方不明者計約300人の大惨事となった沈没事故の原因解明を急ぐ。
船長は、特定犯罪加重処罰法違反、遺棄致死、船員法違反など五つの容疑が、残り2人は業務上過失致死など三つの容疑がかけられている。
沈没原因をめぐっては、急旋回で積載貨物が片寄り、バランスを崩したとの見方が強い。調べによると、3等航海士は経験の浅い20代半ばの女性で、事故当時、船長に代わって操船していた。操舵（そうだ）手は3等航海士の指示で、船を急旋回させた。
船長らは、船が沈没しつつある中、救出活動を行わないまま、乗客らを残して船を脱出し、救助された。
一方、海洋警察庁と軍などは19日午前、約270人の安否不明者の多くが残っているとみられる船内の捜索活動を続ける。16日に発生した事故では174人が救助されたが、29人が死亡し、273人が行方不明となっている。
参考：http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140419-00000011-jij-kr
