中国人教師が日本の小学校で赤面、「生涯忘れられない光景を見た」

中国人教師が日本の小学校で赤面、「生涯忘れられない光景を見た」
給食風景
日本の給食風景

014年3月10日、中国新聞社は先ごろ、世界各国の男性平均身長ランキングで、韓国は174センチで世界18位、日本は170.7センチで29位だったのに対し、中国は169.7センチで32位だったと伝えた。

中国のネット上では、食品の問題への指摘が多く、「どぶ油、毒粉ミルク、偽羊肉…。これで中国人の身長は高くなるのか?」などの声が聞かれている。

そのようななか、あるネットユーザーが「中国の小学校教師が数年前に日本を訪れた際に、日本の子どもといっしょに給食を食べて驚愕した」という文章をブログに掲載し、注目を集めている。以下はその概要。 日本に行ってみなければ、何が素養教育なのかわからない。日本の子どもといっしょに食事をしなければ、「初めから負けている」ということの意味が理解できない。中国の生徒たちを連れて日本の小学校を訪れた経験は、生涯忘れがたいものとなった。

私たちが訪れたのは比較的規模の小さな学校で、1学年に1クラスしかなかった。給食の時間、一部の生徒たちは白衣と帽子、マスクを着用して、給食が入った容器を運んでいた。生徒たちの身長はとても低く、低学年だということが一目でわかる。聞けば、当番の生徒は毎日こうして給食を運び、テーブルを拭き、ほかの生徒に給食をよそうのだという。 日本の生徒たちは準備を整えると席に着いたが、誰一人として先に食べ始める子はおらず、中国側の生徒が座るのを待ってから初めて箸を動かした。私の向かいの席の女の子は、私のミルク瓶にかけられたビニールのひもを外してくれ、ビニールのひもと紙でできたふたを別々に分けて捨てた。これこそが「ごみの分類」だ。子どものときから環境保護の意識を学ぶことで、社会全体に広まるのだ。

また、日本の生徒たちは飲み終わった瓶を横に倒しておぼんに載せていた。なるほど、こうすれば誤って落として割ってしまう心配はない。私たちの生徒はこれができていなかったが、生徒たちを責めることはできない。私は顔が赤くなるのを感じた。 ほぼすべての生徒が食べ終わった後の光景は、私が生涯忘れられないものだった。日本の生徒たちは自発的にテーブルを拭き、1列に並んで食器を片付け始めたのだ。誰も監視していないし、指示も受けていない。自分たちでできることを探していた。 彼らはとても慣れているようだった。ある子はおぼんをきれいに整理し、小さな子も大きな桶を抱えていた。みんなが一丸となって片づけていたのだ。もし日本の子どもたちが楽しそうに片づけをしている様子を見たら、中国の親たちには感じるものがあるだろう。

中国の子どもの多くは、家では一切家事をしない。大声で家政婦を呼び、やってもらう子も多い。多くの親たちはお金を惜しまず子どもにいろいろなことを学ばせる。琴、将棋、書道、絵画など何でもできる子もいる。しかし、自立や親孝行、家事などは知らない。日本の小学校で食べたこの昼食は、感慨深いものとなった。(翻訳・編集/北田)

中国では富裕層が第2~第3世代に入ってきている。父母の頑張って育ててきた工場や企業、学校等。第2~第3世代は子供はその努力を知らない、それは中国の子育て事情にも有るだろう、中国では子供が産まれると全てを祖母が面倒を見るというのが大体の家庭習慣である。その為、富裕層ではお金がある分、いろんな教育を受け子供は苦労を知らず育つのだが、学校では集団教育を強いられる。少子化政策もあったためか、人と仲良くするのが苦手なのだ。そこで、人よりも優れた知識を身につけることに躍起になる。私も色々な学生を企業面接してきたが、大体が「私は◯◯が出来ます。他の人よりできます。」なのだが、いざ雇ってみると集団行動が出来ない、やれると言ってたものでさえ出来ないことも多々ある。完全な個人プレーなのだ。この状況には、学校の初等教育だけではなく、貧富の差や学力の差、社会問題等も深く潜んでいそうである。

http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=84948 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140315-00000001-rcdc-cn 抜粋

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