航空関係者が関与か…フライトシミュレーターを押収!

航空関係者が関与か…フライトシミュレーターを押収!

 

航路
ハイジャックされた疑いが強まり、マレーシア当局は中央アジアやインド洋周辺に捜索範囲を移す。

 消息を絶っているマレーシア航空機について、マレーシア政府は機長と副操縦士の自宅を16日に捜索したことを明らかにした。

マレーシア当局は、航空機の通信手段が意図的に切断されていたことから乗客・乗員に加え、全ての関係者を捜査しており、16日、機長と副操縦士の自宅を捜索した。機長の自宅にあった操縦訓練を行うフライトシミュレーターを押収し、専門家が分析を進めている。

マレーシア政府は16日、消息を絶っているクアラルンプール発北京行きのマレーシア航空機が航路から外れて向かった可能性がある中央アジアやインド洋周辺の15カ国にレーダー情報の提供を依頼し、同機の足取りの特定を急いだ。一方、同国の捜査当局は、航空機の操縦技術に通じた何者かがハイジャックした可能性もあるとみて捜査を進めている。

同機が消息不明となる前、機内では通信装置が故意に切断された形跡があった。マレーシア当局の調べでは、「8日午前1時7分(日本時間同2時7分)」に機体の状態を地上に送信する「エーカーズ(ACARS)」、「午前1時21分(同2時21分)」に航空機の識別番号を知らせる「トランスポンダー」が停止していた。これらの装置の操作には専門知識が必要なことから、パイロット経験のある人物や航空技術者が機体を乗っ取ったとする疑念の根拠のひとつになっている。

 当局は15日、機長や副操縦士の自宅を捜索。機長が個人で所有するフライトシミュレーターなどを調べたが、不審な行動を示唆する情報はない。当局は乗客についても身辺情報を収集、さらに同機と関わりのあった技師や整備士についても調べている。

 また、同機は8日午前1時半(同2時半)ごろ、マレー半島東沖で消息不明となったとされていた。しかし、マレーシア当局の調査で、通信衛星などを経由して航空会社に送られるエンジンの情報を、衛星が午前8時11分(同9時11分)まで受信していたことが判明。中央アジアとインド洋方面の2方向の想定飛行ルート周辺国にレーダーや衛星データの提供、捜索活動への参加など協力を求めた。

 中央アジアに向かうルートで大陸上空を飛行した場合、各国軍のレーダーが察知する可能性が高く、元日本航空機長で航空評論家の小林宏之さんは「飛び続けたとすれば、インド洋方面しか考えられない」と指摘した。【沢田勇、バンコク岩佐淳士】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140316-00000042-mai-asia 抜粋

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