マレーシア航空機が不明になって29日で3週間となった。中国国営新華社通信は、中国空軍機がこの日、オーストラリア西部パースから約2140キロ離れた海域で、数字の「9」と書かれたオレンジ色の物体のほか、白や赤の物体などを発見したと伝えた。発見海域はオーストラリア側も把握しているという。
マレーシア政府はパースの西約1850キロ付近を「墜落地点」と新たに推定。ニュージーランド軍幹部は29日、この前日に浮遊物が見つかったのはパース沖の西約1600キロ地点で、約1メートルの白い長方形の物体が11個あったと説明した。29日にはオーストラリアの艦船など数隻に加え、中国の船舶も捜索に参加した。
ただ、オーストラリアの海事安全局は同日、「この海域は漁業関連の浮遊物も多い」と指摘、回収して検証するまで不明機との関連は分からないとした。
新たな捜索海域は、広さ31万9千平方キロ、付近の水深は2千~4千メートル。米海軍が提供したブラックボックスを深海でも探知できる装置も現地に到着した。
また、マレーシア政府が、消息を絶ったマレーシア航空機は墜落したとの見方を示したことについて、中国人搭乗客の家族ら約100人が25日、マレーシア政府の言い分は信用できないと主張、真相の説明を求めるためとして、北京の同国大使館前で抗議活動を行った。
家族らは「真相解明を求める」などと記したプラカードを掲げ、「家族を帰せ」などとシュプレヒコールを上げた。
警官や武装警察の部隊計100人が規制に当たった。大使館近くには部隊の車両のほか、救急車や家族を収容するためとみられるバスが配置された。国内外の報道関係者約50人が集まったが、規制線が張られるなどして家族らとの接触は妨げられた。
同機には中国人150人以上が搭乗していた。
参考:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140330-00000078-san-asia
【関連商品】
ブラック・ボックス 航空機事故はなぜ起きるのか
(海水 無脊椎)ロングテンタクルアネモネ Lサイズ(1匹) 北海道・九州・沖縄航空便要保温
(海水 無脊椎)シライトイソギンチャク Lサイズ(1匹) 北海道・九州・沖縄航空便要保温