女性の「中年太りリスク」放っておくと危険な生活習慣

女性の「中年太りリスク」放っておくと危険な生活習慣
放っておくと危険な生活習慣
放っておくと危険な生活習慣

男性も女性も気をつけ無くてはならない生活習慣。
世の中では男性の生活習慣病ばかり取り上げられているが、本当に注意すべきは女性なのである。
近年欧米では深刻な問題となりつつある。
これを何故日本は取り上げないのか不思議でならない。

ネット通販や自動でお掃除してくれる家電など、一度便利になるともう元には戻れない。

産婦人科医の対馬ルリ子先生が代表を務める『ウーマンウェルネス研究会supported by Kao』が、全国の女性1,030人(20 代~60 代)を対象に行った「女性の生活習慣と健康意識についての調査」によると、”動かず、家にこもって、食べ過ぎる”という、生活改善が必要と思われる女性が、相当数いるという実態が判明しました。

また、女性の約8割がお腹の脂肪や代謝の低下、脂肪のつきやすさを気にしているという実態も明らかに。

さらに、お腹の脂肪を気にする女性は「あまり動いていない(78%)」「食べ過ぎてしまう(70%)」「家にこもりがち(60%)」と回答していることから、運動不足もさることながら、出不精でついつい過食に至っている様子が伺えます。

そこで今回は、あなたが中年太りに陥りやすいか診断していきましょう。

■加齢とともに基礎代謝が低下

この結果に対し、同研究会メンバーである整形外科医・スポーツドクターの中村格子先生は、体内の筋肉量が落ち、代謝低下をもたらしていると指摘しています。

中村先生曰く、「ネットショッピングの普及や、家事の負担を軽減する家電の増加など、社会が便利になった反面、これにより女性の健康に様々なリスクが生じてきます」とのこと。

女性は男性に比べ筋肉量が6割しかなく、加齢とともに筋肉量と基礎代謝量が低下します。そのため、代謝が低下しやすく冷えや疲れ、だるさなど不調を招きやすいそうです。

それでは早速、代謝低下リスクがある3タイプをチェックしてみましょう。もっとも多くチェックが入るのがあなたのタイプです。

【A】

・休日は何もしないでゴロゴロすることが多い

・近距離でも電車・バス内で立つのがおっくう

・1日に、通勤とは別に15分以上の運動をしていない

・いつも同じ足を上にして足を組んだり、横座りをしたりしている

・同じ姿勢で座ったまま、作業する時間が長い

【B】

・朝食を抜くことが多い

・水やお茶より、ジュースや清涼飲料水を飲むことが多い

・21時以降に飲食することがある

・野菜中心で、肉や魚が少ない食事を摂っている

・ダイエットを始めると、炭水化物や糖質を減らす

【C】

・比較的薄着でいることが多い

・手足や身体の一部が冷えていることがある

・肩や首筋がコリやすい

・顔色が悪く、くすみが気になる

・疲れがとれない。起きた時、だるいことが多い

いかがでしたか? Aが多かった人は、運動苦手タイプです。こういう方は、激しく汗をかくスポーツや筋トレではなく、 まずは”姿勢筋を鍛える”ことで、効率よく筋肉の衰えを防ぎ、代謝をアップさせましょう。

Bが多かった人は、食事偏りタイプに当たります。魚類や野菜類(きのこ類、いも、豆、しょうが)、ポリフェノール類などエネルギーや筋肉の元となる栄養素をバランスよく摂りましょう。

Cが多かった人は、冷えタイプです。入浴やマッサージで身体の冷えを取り、代謝をアップさせましょう。

食事だけのダイエットは結果が出やすいのですが、リバウンドのリスクも高いもの。とくに30代、40代では長い目でみると、適度な運動と組み合わせることが大切。

参考:http://news.livedoor.com/article/detail/9285428/

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