【今日の歴史】1782年6月20日の事【グレートシール】

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アメリカ合衆国のグレートシール(表)出典:wikimedia.org
アメリカ合衆国のグレートシール(表)
出典: ja.wikipedia.org

アメリカ合衆国議会が国璽を決定

アメリカ合衆国の国章
アメリカ合衆国の国章として事実上使われている図柄である。
上の図柄は、アメリカ合衆国の国璽
(Great Seal of the United States)
の表面の図柄に彩色したものであり、
実際はイメージを正確に記述された文書によって、
1782年6月20日議会で採択された。

はてさて、皆さんはグレートシールと聞いてもピンと来ないのではないだろうか?
わたしだけ?w

グレーとシールとは国璽(こくじ)とも言うが、外交文書など、国家の重要文書に押される、国家の表徴として押す璽(印章または印影)のことである。
勿論、日本も有ります。
皆が知っている菊の紋が国章(グレートシール)です。

グレートシール
実は、アメリカ合衆国は公式に「国章 (national coat of arms)」を定めたことは一度もない。

しかし、国璽の図柄がパスポートなどさまざまな場面で用いられ、事実上の国章とみなされている。

USドルの25¢の裏面すべての紙幣にも描かれている(一部がアレンジされている)。

アメリカ合衆国の国璽は(イギリスの国璽同様)、平らな円盤状で、実物は国務長官が保管している。

国璽の実物には色は付いていないが、その図柄を国章として使う場合の色は公式に定められている。

図柄
ハクトウワシ翼を広げたものが描かれている。

ワシは13枚の葉のついたオリーブの枝13本の矢とをそれぞれの足に握り、「戦争と平和」および「平和への願い」を表している。

またワシの頭オリーブの枝のほうに向けられ戦争のない平和な世界を願った思いがこめられている。

ワシは合衆国のモットーである

「E Pluribus Unum
(ラテン語: 多数から一つへ)」

が書かれた布をくわえている。

ワシの頭上には「栄光」を表す13個の星が青地の中に輝いている。
13個の星は六芒星の形に並べられている。

この国章の上方には13の星ワシの胸にある盾には13のストライプ、ワシが左方に持っているオリーブの葉13葉、右方に持っている矢の数13本モットー13文字になっている。

すべてが13なのは、アメリカが独立したときの州の数が13州だったためと考えられる。

ほんとうかなぁ~?

また、ここからが面白い。
グレートシール裏面の存在はあまり知られていないからだ。
まさか印章に裏面があるとは誰も思わないよね~。

裏側
アメリカ合衆国の国璽には裏面がある。

アメリカのグレートシール(裏側)出典:ja.wikipedia.org
アメリカのグレートシール(裏側)
出典:ja.wikipedia.org

煉瓦造りの13層のピラミッド型四角錐の上目玉(プロビデンスの目)が描かれている。

プロビデンスの目周りを監視し、ピラミッド新しく生まれた国家の光を浴びることを示したため、描かれた。

裏面の下部にあるラテン語 Novus ordo seclorumウェルギリウスの言葉から取られたもので、

「この時代の新しい秩序
(a new order of the ages)」

を意味し、
それに対して上部にやはりラテン語で Annuit cœptis

「(神は我々の) 意図をお認めになった
(approved of undertakings)」

と書かれている。

またピラミッドの底部にある「MDCCLXXVI」ローマ数字で1776、つまりアメリカ合衆国の独立宣言の年を示している。

(M=1000, D=500, C=100, C=100, L=50, X=10, X=10, V=5, I=1 を全部加えると1776である)

この国璽裏面のデザインが、フリーメーソンの紋章と似ているとして、アメリカはフリーメーソン、ひいてはユダヤ人により支配されている、という都市伝説が、主に陰謀論者によって流布されたとされている。

これだけ手の込んだデザインなら他に何かあるんじゃね?
と、思われても不思議ではないよねw

抜粋:http://tiny.cc/iwzkzx(wikipedia)より

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