「貨物パレットとストラップを発見」 豪当局

「貨物パレットとストラップを発見」 豪当局

 

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インド洋(Indian Ocea)南部上空を飛行中の豪空軍の対潜哨戒機AP3Cオライオン(Orion)からマレーシア航空(Malaysia Airline)MH370を捜索する乗務員(2014年3月22日撮影)。(c)AFP/Rob Griffith

消息を絶ったマレーシア航空(Malaysia Airlines)MH370便についてオーストラリア当局は23日、インド洋(Indian Ocean)上空からの捜索で22日に貨物パレットとベルトまたはストラップとみられる物体が発見されたことを明らかにした。

 

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発見したのは捜索活動を支援していた民間機で、オーストラリア海洋安全局(Australian Maritime Safety Authority、AMSA)は「これまでの捜索で初めて目視された」物体だとしている。
AMSAのマイク・バートン(Mike Barton)航空機運航調整官によると、貨物パレットは木製で、その周囲にも何らかの物が浮かんでおり、ベルトは色や長さがさまざまだったという。23日に捜索を行う軍用機4機と民間機4機は、目撃地点でこれらの物体の再発見に努めるという。
バートン氏は、木製パレットは航空貨物輸送で広く使われており、複数のパレットを入れたコンテナを航空機の機体下部に積むことが多いと指摘し、今回の目撃情報は「手がかりになり得る」と述べた。しかしその一方で木製パレットは海運業界でも使用されていると述べ、目撃されたパレットがマレーシア航空機と関係がない可能性もあるという見方を示した。
オーストラリア当局は16日と18日に衛星画像で捉えられた大きな物体の捜索を、面積5万9000平方キロメートルの広大な海域で継続する方針だが、現場が隔絶した海域である点が大きな障害となっている。バートン氏は「航空機による捜索活動は2500キロ沖の遠隔海域で行われているが、航続時間からすると限界に近い。わずか1~2時間の捜索で戻らなければならない」とコメントした。

参考:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140323-00000029-jij_afp-int

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