【情報】脱毛めぐる虚と実…「薄毛」との正しい付き合い方

【情報】脱毛めぐる虚と実…「薄毛」との正しい付き合い方
男性型脱毛症チェック
男性型脱毛症チェック

 

秋口は夏の間に浴びた紫外線などで髪や頭皮が傷み、抜け毛が増える時期。
特に額の生え際や頭頂部など顔立ちの印象を変える薄毛は、男性にとって深刻な悩みになりがちだ。
最近は医療機関の受診や植毛など積極的に対策を取る人も増えている。

男性ホルモンが作用
「加齢により髪が細く短くなる現象は、大なり小なりすべての男性に起こる。しかし、遺伝と男性ホルモンが関係する男性型脱毛症(AGA)は若い年代でも進行するケースがあり、深刻に悩む男性も多い」
 
人間の頭髪にはサイクルがあり、成長期、退行期、休止期を経て再び成長期に入る。
3~5年成長した後に抜け落ちるが、一本一本の成長はばらばらなので一定量が保たれる。
1日平均100本程度の抜け毛があるのは正常だ。

一方、思春期以降の男性の前頭部や頭頂部の髪が細く短くなり、少しずつ薄くなるAGAは成長期が短いため、太く硬く長い髪が減り、細く柔らかい髪が増えて地肌が透けてみえるようになる。

原因の一つは「ジヒドロテストステロン(DHT)」という男性ホルモン。
前頭部と頭頂部に作用しやすいことが知られており、遺伝的にどの程度、DHTに敏感に反応する毛根を持つかによって薄毛の進行度は異なるという。

思い込みは禁物
肥満、ストレス、飲酒や喫煙など生活習慣との関連も指摘されている。
小林院長ら毛髪専門の医療チームが1873人(16~72歳)の日本人男性を対象に酒、喫煙習慣、肥満などとの関連を調べたところ、肥満がAGAの進行と関わっていることが分かった。

「肥満がAGAを進行させるのか、肥満とAGAの原因が共通なのかはまだ分かっていない。しかし、太りすぎに気を付け、健康的な食生活と運動習慣を身につけたほうが髪にもいい」と小林院長は指摘する。

 髪にまつわる誤った思い込みも多いという。
例えば「海草類を食べる」や「帽子は蒸れて薄毛が進む」…。

「海草類を大量に摂取しても髪は増えない。また、蒸れると薄毛になるというデータもない。むしろ紫外線は髪にも頭皮にも良くないので、帽子をかぶったほうがいいのです」

大きい個人差
薄毛を解決しようと積極的に専門医療機関や植毛技術に頼る人も増えている。
矢野経済研究所(中野区)によると、平成25年度の植毛市場は前年度比10%増。
また、薄毛治療は病気ではないため自由診療だが、同クリニックの年間延べ受診者数は7年前に比べ約2倍に増加した。
特に40代と50代の増加率が高い。

治療は抗男性ホルモン剤の内服と外用薬の塗布など。
3~4カ月で改善する人もいるが、本人が満足する治療の効果を得られない人もいるという。

小林院長は「髪の毛の悩みは、個人差が大きく本人の受け止め方次第ともいえる。髪のためにも心身の健康を損なうことのない生活を心がけることが大切。必要なら早めに専門医に相談を」とアドバイスしている。

シャンプー方法も大切
薄毛を予防するためには、毛穴に汚れがたまらないよう、しっかりとケアすることも大切だ。

小林院長によると、シャンプーは刺激の少ないタイプを使う。
髪と頭皮をぬらす前に頭皮全体を軽くマッサージして硬くなった頭皮の血行を促す。
シャンプーをよく泡立て、爪を立てずに指の腹で丁寧にやさしく洗う。
1度目は髪と頭皮の汚れを取ることを意識し、すすいでから2度目の洗髪を。
指の腹の位置をずらしながらまんべんなく洗ってよくすすぐ。

終わったら、しっかりとドライヤーで髪を乾かして細菌の繁殖などを抑える。

参考:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141026-00000527-san-soci

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FUE植毛センター 銀座

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