【エボラ出血熱】WHOが全世界にリスクと警告!!

【エボラ出血熱】WHOが全世界にリスクと警告!!
エボラ出血熱が世界的なリスクとなりかねないとして、東アジア・太平洋諸国に対策強化を呼び掛けた。
エボラ出血熱が世界的なリスクとなりかねないとして、東アジア・太平洋諸国に対策強化を呼び掛けた。

皆さんはどう思っているのだろうか?
もしかして、対岸の火事とでも思っているのではないか?
このブログを読んでいる人たちはかなり前から事の深刻さは理解できていると思うが、下記WHOの記事について赤字で書いてあるところ。流行を制御できなければ「全世界がリスクにさらされるとあるが、現時点では制御できていないのは周知の事実。このまま行けば来月の今頃は死者数が6000人を超えているかもしれないし、感染者数が多くなればなるほど確率的に考えても他国への飛び火の可能性は高くなる。とこの前に書いたが、WHOも同じ考えのようだ。
自衛と対策・予防は確実に行って欲しい。
中でも予防は感染拡大を抑制できる唯一の手段なので一層慎重になりたいものだ。
しかし、この情報って国や日本の保健機関が発表してるのかな?

世界保健機関(WHO)のチャン事務局長は13日、フィリピンで開催されたWHO西太平洋地域の年次会合で演説し、西アフリカで猛威を振るうエボラ出血熱が世界的なリスクとなりかねないとして、東アジア・太平洋諸国に対策強化を呼び掛けた。
 チャン事務局長は演説で、今回のエボラ熱の感染拡大は「極めて危険なウイルスが、いかにして保健インフラの弱点を突いて広がり得るかを示している」と指摘。
流行を制御できなければ「全世界がリスクにさらされる」と警告した。

イギリス本土への上陸を想定した大規模演習を実施
イギリス本土にエボラ出血熱のウイルスが上陸した場合に備えて、同国の関係各機関が参加する大規模な演習が行われた。

8時間にわたって行われた今回の演習では、大勢の医療関係者が参加し、俳優たちがエボラ出血熱の症状を演じた。
病院や救急隊、イングランド公衆衛生サービス(PHE:保険省に属する公衆衛生機関)の専門家とともに、関係省庁の大臣も、全国各地でそれぞれのシナリオに基いて行動した。

エボラ余波でカカオ豆収穫者が激減。
西アフリカで感染が拡大しているエボラ出血熱について、強い懸念を抱いているのがチョコレート業界。
カカオ豆の世界最大の産地であるコートジボワールは、流行の二国と隣接しているのだ。

チョコレートといえばカカオ豆。
現在流通しているカカオ豆の3割を占める圧倒的な生産高で、世界No.1の座をゆるぎないものとしてきたコートジボワールだが、この国の西隣はエボラ出血熱の流行に苦しんでいるリベリアとギニア。
国境を閉鎖し、政府も人々もエボラ出血熱の流入を食い止めたいとして必死である。

そんな中で今、世界カカオ財団(World Cocoa Foundation)は強い危機感とともに、コートジボワールでカカオ豆の収穫に従事する者が激減していることを伝えている。
エボラ出血熱の流行をきっかけにカカオ豆の生産力ががくんと落ちているとして、いずれはチョコレート価格の高騰あるいは品薄となることが予想されるという。

しかし現地を視察した同財団のティム・マッコイ氏は、「これまで握手、ハグ、頬へのキスを頻繁に交わしていた現地の人々が、そういうことを一切しなくなりました」と話している。
エボラ出血熱の正しい知識が広まり、人々が病気を正しく恐れて行動するようになっていることは終息に向かう大きな一歩であるはずだ。

米国人看護師、エボラ熱に感染 米国に蔓延する恐れも
「エボラは米国に蔓延する恐れがある」。米国在住のある女性看護師が12日にエボラ出血熱に感染したと確認され、米国内での感染は初めてとなった。
米国及び世界中の多くの国ではエボラ恐怖が深刻になってきている。
米国は世界で医療と防疫レベルが最も高い国の一つであり、さまざまな防護措置を取っているものの、看護師が感染するという事態が発生した。
ほかの国ではどうだろうか。
独誌「デア・シュピーゲル」は13日、「これは個別的なケースであるが、エボラウイルスが米国に蔓延する恐れがあることを表している」と伝えた。

ここ数日間、欧州、アジア、ラテンアメリカで感染疑似症例も相次いで出た。
世界保健機関は13日、「エボラは世界的なリスクとなりかねない」と警告した。
これまでに西アフリカで猛威を振るうエボラ出血熱に対し、多くの国はこれを「アフリカだけのもの」と見なし、「わが国にはエボラ感染症例は出ない」と強調した。
だか、感染の拡大に伴い、ますます多くの人が、自分がアフリカを援助するボランティアであるだけではなく、進んで自衛していかねばならないと自覚し始めた。

英紙「フィナンシャル・タイムズ」によると、エボラ恐怖のパニックの広がりに伴い、アフリカ行きの航空便が休航し、西アフリカ諸国の国境地帯も封鎖され、アフリカの貿易と経済は大打撃を与えられている。
だが、事実が証明するように、エボラ感染に対し、国際社会の放置期間が長いほど、制御しにくくなる。
全世界が対応力を高めなければ、長期的に見ると、エボラは近代史上で拡大リスクが最も大きな伝染病になる。専門家らは「来年1月まで140万人がエボラ熱に感染する恐れがある」としている。

参考
http://news.livedoor.com/article/detail/9356304/
http://news.livedoor.com/article/detail/9355474/
http://www.huffingtonpost.jp/2014/10/14/ebola-outbreak-britain_n_5981258.html?utm_hp_ref=japan&ir=Japan
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141013-00000085-jij-int

科学・医学カテゴリの最新記事

Verified by MonsterInsights