【エボラ出血熱】上陸確率、フランス75%・英国は50%!

【エボラ出血熱】上陸確率、フランス75%・英国は50%!
エボラ熱が10月24日までにフランスに上陸する確率が75%に上るとの予想
エボラ熱が10月24日までにフランスに上陸する確率が75%に上るとの予想

欧州に対する上陸確率が発表されたわけだが、シミュレーションがこう示しているから100%こうだ!というのは間違っているので理解して欲しい。
シミュレーションというのはあくまで仮想的な指標に過ぎないからである。所謂、可能性が有ると言う事。
確率が高いから注意しなきゃとか、低いから注意しなくてもいいということでもない。欧州全体が危険なのだと理解してほしい。
そのうちにアジア圏のウィルス到達率が発表されるかもしれない。
もし、万が一発表された場合、日本を含めたアジア圏全体が危険区域になったと理解してほしい。
そして、予防の徹底化をはかってほしいと思う。
それが、拡大防止の最善の方法だからだ。

米大学教授らの研究チームは、エボラ出血熱の感染パターンや航空データなどを基に、エボラ熱が10月24日までにフランスに上陸する確率が75%に上るとの予想を発表した。

米ノースイースタン大学のAlex Vespignani教授率いる研究チームは、10月1日現在のデータを使用して感染拡大の確率を予想。医学誌「PLoS Current Outbreaks」に研究内容を発表した。

それによると、10月24日までにエボラ熱が到達する確率は、フランスが75%、英国が50%、ベルギーが40%となり、スペインとスイスは14%だった。

エボラ熱の感染が最も深刻な国の一つであるギニアがフランス語圏であることや、フランスへの航空ルートが多いことなどから同国への感染拡大の確率が特に高いという。
また、英国はヒースロー空港が世界最大規模のハブ空港であることが理由。

この数字は航空交通が100%稼働したとの想定で算出されている。
現在、多くの航空会社が感染地域への運航を停止しているが、稼働率が8割減少した場合でも、フランスの感染確率は25%、英国が15%だという。

英ランカスター大学のウイルス学者、デレク・ギャザラー氏は「(エボラ熱の感染拡大が)西アフリカで続き、状況がさらに悪化すれば、航空機を通じて感染が欧州に広がることは時間の問題だ」と指摘した。

ただ、医療専門家らは、先進国でエボラ熱の感染が広く拡大したり、流行になったりする可能性は極めて低いとの見方を示している。

スペイン看護師がエボラ熱感染=アフリカ大陸以外で初
スペインの首都マドリードにあるカルロス3世病院で、エボラ出血熱患者の治療に当たった女性看護師がエボラ熱に感染したことが6日、分かった。

スペイン政府によると、アフリカ大陸以外で初の感染例。
政府は治療中の感染予防措置に問題がなかったか確認を急ぐ。

この看護師女性は6日朝、高熱を訴えてマドリード郊外の別の病院に入院。
2回の検査でいずれもエボラ熱感染の陽性反応が出た。女性は既婚で、子供はいないという。
カルロス3世病院では、西アフリカのリベリアでエボラ熱に感染後、搬送されたミゲル・パハレス神父ら患者2人を治療。
感染した看護師女性は、この2人を担当していた。パハレス神父は8月中旬、もう1人は9月下旬に死亡した。

参考
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141006-00000042-reut-n_ame&pos=3
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141007-00000010-jij-eurp

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