【デング熱】免疫持った蚊1万匹放出=ブラジルで予防策

【デング熱】免疫持った蚊1万匹放出=ブラジルで予防策
デングウイルスを媒介しない蚊を自然界に増やすことで、人間への感染拡大を防ぐ新たな試みが始まった。
デングウイルスを媒介しない蚊を自然界に増やすことで、人間への感染拡大を防ぐ新たな試みが始まった。

試しみるのはいいのだが、自然界にあまり変なことをしないでほしいものだ。
と言うのも、こう言う免疫を持ったものを自然界に放つと必ずと言っていいほどそれに打ち勝つ変異体ウィルスが出てくる。
根絶を願うことは悪いことではないし、人間にとって良いことだが先の先を見通した行動をとってほしいと私は言いたい。

デング熱が毎年のように流行するブラジルで、デングウイルスを媒介しない蚊を自然界に増やすことで、人間への感染拡大を防ぐ新たな試みが始まった。ウイルスの免疫を持たせた計1万匹の蚊を放し、感染源の蚊と交配させる計画で、研究者は「画期的な予防法になる」と期待している。

リオデジャネイロの研究所が24日、発表した。同研究所によると、蚊を「ボルバキア」と呼ばれる細菌に感染させると、体内でデングウイルスの増殖が抑えられ、人間への感染源にもならないことがわかった。この細菌に感染した蚊と別の蚊の間には、デングウイルスに免疫がある蚊しか生まれないため、将来的にデング熱の感染を抑制できる可能性があるという。

研究所は24日、リオデジャネイロ北部で1回目の蚊を放出。今後3~4カ月かけて1万匹を放し、細菌を持った蚊が自然繁殖するのを待つという。

ブラジルはデング熱の感染が多い国の一つで、これまでも大流行が繰り返されてきた。保健省によると、昨年は約145万人が感染し、674人が死亡した。

参考:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140928-00000008-asahi-int

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