アルカイダの爆弾専門家に各国が警戒「人体内に爆弾」の恐怖!

アルカイダの爆弾専門家に各国が警戒「人体内に爆弾」の恐怖!

イブラヒム・アシリ容疑者(32)
イブラヒム・アシリ容疑者(32)

 この人も何故、歩む方向を間違えてしまったのかな。そういう道しか残されていなかったのかな…。
ステルス爆弾を作ることが出来る技術と研究心があれば、方向性を間違えなければ国の軍事産業で優秀な技術者と成っていただろうに。もしかしたら他の分野でも活躍出来たかもしれない。

通常の空港保安検査を通り抜けることのできる新型の爆発物が作成されたとの情報に懸念が広がる中、国際社会の目はイエメンのある人物に向けられている=国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)の爆弾製造専門家イブラヒム・アシリ(Ibrahim al-Asiri)容疑者(32)だ。

失敗から学ぶ危険な男

仏犯罪学者で航空保安に詳しいクリストフ・ノダン(Christophe Naudin)氏は、以前シカゴへの小包爆弾が発見されたのは、従来の保安検査ではなく情報収集活動のおかげだったと語る。

(爆弾は)全ての検査をくぐり抜けた。だが、AQAPに潜伏していたサウジアラビアの情報機関の要員がフライト番号と経路、小包番号を連絡してきたおかげで発見することができた。人的情報活動なしには爆発していただろう」と、ノダン氏はAFPに述べた。

アシリ容疑者は事件ごとに爆弾製造手法を改良することで知られている。米中央情報局(CIA)のジョン・ブレナン(John Brennan)長官はアシリ容疑者について「極めて危険な人物で、相当の訓練を受けた経験豊富な人物」と述べ、「アシリ容疑者の最も危険な点は同じことを繰り返さないことだ。失敗するたびに学び、新たなことを試してくる」と説明している。

一部の情報要員からの報告によると、アシリ容疑者はシリアの医師と協力し、爆発装置を人体に手術で埋め込むというほぼ発見不可能な方法を実験しているという。

世界のイスラム武装勢力の盟主の座をめぐり、イラクとシリアの広い範囲を支配下に置いて注目を集めたイスラム過激派「イスラム国(Islamic State、IS)」との競争に直面したアルカイダが派手な攻撃を企てている可能性があると専門家らは指摘している。また一方で、アシリ容疑者がIS側についたとことをうかがわせる報告も上がっており、ISのために攻撃の準備に取りかかった可能性も指摘されている。

参考:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140706-00000024-jij_afp-int

 

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