
う~ん。今まで音楽配信をしてきたappleにとっては、ユーザーの心理を知るいい機会だったのかもしれない。
一昔前ならいざしらず、今は誰でも大体の人は好きな曲を買える時代である。
U-2なら私は欲しいが、知らない人もいるだろう。音楽産業というのは好き嫌が激しく難しいとされている。
嫌いなアーチストを勝手にダウンロードされれば、不平不満も出るだろう。
悪く言えば、自分の家の中に誰かがゴミを不法投棄したようなものだ。
音楽配信側はユーザーが自ら選ぶという新たな時代に突入していることを知ったのではないだろうか。
米アップルが、世界的に人気のあるロックバンド「U2」の新作アルバムを同社の音楽配信サービス「iTunes(アイチューンズ)」の5億人のユーザーに向けて無料配信を行ったところ、
ユーザーから苦情が殺到した。とりわけU2になじみのない若者らは、欲しくもない一斉配信サービスに腹を立てている。
「U2って誰?」「誰がわたしのアイチューンズにU2を入れたの?」「悪い冗談だろ」「削除してくれよ」「こんなのいらない」
無料配信以降、利用者の一部はネット上にこんな不満をぶつけた。音楽業界に詳しいボブ・レフセッツ氏は「聴きたくもない曲を勝手に端末に入れられて、これほど頭に来ることはない」とブログに書き込んだ。
U2の5年ぶりの新譜「ソングズ・オブ・イノセンス」の無料配信は、アップルが9日に開催したスマートフォンの新型モデル「iPhone(アイフォーン)6」と腕時計型情報端末「アップル・ウオッチ」の発表会にU2が出演し、大々的に発表された。
アップルによると、新譜全11曲がアイチューンズのアカウント所有者とアカウント取得者に、10月13日までの5週間無料で提供される。発表後1日ほどで、新譜がアイチューンズのライブラリに表示され始めた。
ユーザーの設定によるが、新譜はアップルのデバイスに自動的にダウンロードされ、知らないうちにメモリーが使われてしまうという。一部ユーザーからの苦情を受け、アップルは16日までにU2のアルバムをアイチューンズのアカウントから消去するためのウェブサイトを設けた。
ただ、一度アカウントからアルバムを消去すると、二度とダウンロードできなくなるという。
U2のリードボーカル、ボノは9日、ニューアルバムの配信についてウェブサイトにメッセージを投稿し、「可能な限り多くの人に音楽を提供することは、アップルのDNAだ」と語った
不満の声があがる一方で、ネット上には「素晴らしいアルバムのプレゼントをありがとう」と無料配信を称賛するつぶやきもあった。
アップルのシニアバイスプレジデント、エディー・キュー氏は「U2はアップルの音楽史にとって重要な存在。最大規模のアルバムリリースに興奮している。アイチューンズのユーザーに、素晴らしいアルバムを配信して、音楽への愛を分かち合いたい」と述べた。
参考:http://www.sankeibiz.jp/macro/news/140922/mcb1409220500006-n3.htm