【中国】「犬肉祭」で愛犬家と擁護派大論争!

【中国】「犬肉祭」で愛犬家と擁護派大論争!

 

犬肉祭
犬肉祭

これは賛否両論あって難しい話なのだが、客観視した場合、養殖した犬と食肉の牛とは変わりがない。極シンプルに考えると、どちらの命の重さも変わらないからである。文化だというなら犬も鰻もクジラも変わらない。
これが客観論。
犬は昔からペットとして飼われており、親近感深い動物の1種である。ここに情や主観が入ってくるので残酷だという話になる。勿論私は、解体ショーについては反対だ。犬にしてもマグロにしてもそんなものは人間のエゴと見ている人の満足感に過ぎないからだ。文化で昔からそれを食べてきたのなら絶滅危惧種でもない限り、外から口を挟むことではない。それを記事にしたのは甚だ疑問である。話が少し脱線したが、論争が起きるのは愛玩動物とし親しまれてきた動物については当たり前の事。しかし、愛犬家を脅して高値で売りつけたり、犬肉を提供する食堂の家族を脅すのはどっちもどっちで、民度が疑われる。これも赤は付けないでおこう。

中国・広西チワン族自治区玉林市で21日、市民らが集まって犬肉を食べるイベント「犬肉祭」が開かれた。だが、約1万匹が食肉にされることから、「動物虐待だ」と抗議活動に訪れた愛犬家と「独自の食文化だ」と主張する擁護派との間でもみ合いになるなど、大論争が起きている。

中国東北部や南部では犬肉を食べる習慣があり、玉林市では夏至の日に犬肉とライチを食べる「玉林ライチ犬肉祭」が1995年から開かれてきた。だが、本物の犬肉だと証明するために業者が客の目の前で犬を殺すため、愛犬家や著名人などから激しい抗議を受けるようになっていた。

中国メディアによると、玉林市では抗議に来た愛犬家に「買わなければこの犬は殺すぞ」と高値で売りつける業者が出現。一方で、犬肉を提供する食堂の社長に「家族の安全に注意しろ」と脅迫電話が殺到したり、看板の「犬」の文字を隠して営業する食堂も出たりした。

玉林市政府は今月6日、「業者が『犬肉祭』と呼んでいるだけで、市政府が主催したことはない」と無関係を強調。街頭で犬を殺すことを禁止する通達も出したが、犬肉を食べることは規制しておらず、食文化をめぐる問題にどう対応すべきか苦慮しているようだ。

インターネット上では「犬肉を食べるのは残酷だというのは時代の変化だ」との声とともに「反対派が食べないのは自由だが、我々に干渉するな」との声もある。犬肉祭をめぐっては、浙江省金華市が世論の批判を受け、2011年に600年以上続いてきた「金華湖犬肉祭」を廃止している。

 参考:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140621-00000055-mai-cn

 

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