J・ブラドックがヘビー級世界王者に
ジェームス・J・ブラドック
またはジム・ブラドック
James J. Braddock
通称:ザ・シンデレラマン
(1905年6月7日 – 1974年11月29日)
アイルランド系アメリカ人プロボクサー。
本名はジェームス・ウォルター・ブラドックといい、
リングネームのJはジェームス・J・コーベットと
ジェームス・J・ジェフリーズという
2人の元世界王者の名前からきている。
史上最も大きな番狂わせをおこして世界王者になったとして知られており、2005年にはそれを映画化したシンデレラマンという映画が作られた。
戦績
プロボクシング: 86戦 51勝 26KO 26敗 7引分け 2無効試合。
ニューヨーク州アスレチックコミッション認定世界ヘビー級王座。
戦歴
1929年7月18日、トミー・ローランの持つ世界ライトヘビー級王座に挑戦するも、15R判定負けし王座獲得ならず。
直後から戦績に負けが込むようになり、しだいに王座挑戦の最前線からフェードアウトしていく。
1934年にライセンスを失効され引退したが、試合をするチャンスを掴みコーン・グリフィンとジョン・ヘンリー・ルイスに勝利を収め、世界王座挑戦の機会を得る。
1935年6月13日、マックス・ベアの持つ世界ヘビー級王座に挑戦。
絶対不利の予想を覆し、15R判定勝ちを収めて世界王座を獲得した。
1937年6月22日、初防衛戦でジョー・ルイスと対戦。
8RKO負けを喫し王座から陥落した。
1969年、ニュージャージー州ボクシングの殿堂入り。
2001年、国際ボクシング名誉の殿堂博物館入り。
マックス・ベア戦歴
1929年5月16日、プロデビュー。
1930年8月25日、フランキー・キャンベルと対戦し、5回TKO勝ち。
ベアのパンチが原因でキャンベルは翌26日に死去した。
1932年8月31日、アーニー・シャーフと対戦し、10回判定勝ち。
シャーフは1933年2月10日のプリモ・カルネラとの試合でKO負けし、2月14日に死去したが、当時のスポーツ記者の中には、ベアとの試合でのダメージを原因に挙げるものもいた。
1933年6月8日、元世界ヘビー級王者マックス・シュメリングと対戦し、10回TKO勝ち。
この試合は1933年のリングマガジン ファイト・オブ・ザ・イヤーに選出された。
1934年6月14日、世界ヘビー級タイトルマッチで王者プリモ・カルネラ(当時、最も体重の重いヘビー級チャンピオン)に挑戦。
11回TKO勝ちで王座を獲得した。
1935年6月13日、世界ヘビー級タイトルマッチでジェームス・J・ブラドックと対戦。
圧倒的有利と見られていたが、15R判定負けを喫し王座から陥落した。
この試合は1935年のリングマガジン アップセット・オブ・ザ・イヤーに選出され、2005年にはブラドックを主役とした『シンデレラマン』として映画化された。
1935年9月24日、再起戦でジョー・ルイスと対戦し、4回KO負け。
この試合は1935年のリングマガジン ファイト・オブ・ザ・イヤーに選出された(2度目)。
1938年3月11日、トミー・ファーと対戦し、15回判定勝ち。
この試合は1938年のリングマガジン アップセット・オブ・ザ・イヤーに選出された。
1941年4月4日の試合を最後にボクシングから引退。
ボクサー引退後は俳優として活動した。
映画 シンデレラマン
『シンデレラマン』
(原題: Cinderella Man)
2005年のアメリカ映画。
Cinderella Man Official Trailer HQ
大恐慌時代に活躍した、映画のタイトルとなったあだ名の実在のプロボクサー、ジェームス・J・ブラドックの大番狂わせの試合を描いた伝記映画。
ラッセル・クロウが主演だ!
ストーリー
ボクサーとして年齢的にも全盛期を過ぎ、またアメリカは大恐慌まっただ中の辛い時代、連戦の疲労から怪我もあり、ライセンスを剥奪されてしまう。
ボクサーの仕事を失ったジムは、港湾労働者として日雇いの仕事をしながら妻のメイや子供たちと暮らしていたが、生活は貧しく、食べ物を買うことさえもやっとだった。
やがて、試合の直前になって対戦相手がキャンセルしてしまったために、ジムのもとにたった一回のボクシングの試合を戦うチャンスが舞い込む。
大方の予想を裏切り、ジムは相手をノックアウトする。
極貧の生活からボクシングの世界にカムバックしたジムの活躍は、貧困に喘ぐ人々を勇気づけ、スポーツ記者からは「シンデレラマン」と呼ばれる。
ジムのマネジャー、ジョーはプロモーターに掛け合ってヘビー級チャンピオンマックス・ベアとの試合を認めさせるが、過去の試合で二人のボクサーを殴り殺したマックスとの試合にメイは恐怖する・・・そして、とうとう試合となる。。。
マックス・ベア
映画では、マックス・ベアは試合で二人殺したことを周囲に自慢する悪役として描写されている。
実際には、ベアとの試合直後に死亡したのはフランキー・キャンベル一人だけであり、ベアの息子によるとベアはそのことを気に病んでおり、遺族のために相当の額を募金したとのことである。
ブラドックの伝記本を書いたジェレミー・シャープによると、映画のようにベアがメイに軽口を叩くようなことはありえないとのことである。
興味のある人は観て下さいね^^
参考
http://tiny.cc/7tdbzx(wikipedia)
http://tiny.cc/jwdbzx(wikipedia)
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