【韓国客船沈没】韓国客船沈没:空気だまり、確認できず

【韓国客船沈没】韓国客船沈没:空気だまり、確認できず

韓国・珍島沖の客船セウォル号沈没事故で、韓国政府対策本部の報道官は23日、「3階と4階の大部屋になっている客室を集中的に捜索したが、エアポケット(空気だまり)は確認されなかった」と述べた。聯合ニュースが伝えた。エアポケットがあれば生存者がいる可能性もあると期待されていた。16日の事故発生から1週間が過ぎたが、船内から見つかった生存者はいない

 23日の捜索でも船内からの遺体収容が続き、乗員乗客475人のうち159人の死亡が確認された。なお143人が行方不明となっている。

 捜索では、ダイバーが一度により長い時間潜れるよう、船内に空気を送る装置にエアホースを連結。3階、4階を集中して捜している。食堂への進入に成功したが、行方不明者は見つからなかった。発生から8日目に入り、ダイバーも疲労の色が濃くなっているという。

 一方、北朝鮮の朝鮮赤十字会は23日、板門店に設置されている南北赤十字間のホットラインを通じ、大韓赤十字社に事故への「弔意」を伝えた。韓国統一省関係者は「沈没事故で、若い学生をはじめとする多くの乗客が死亡したり、行方不明になったりしたことに深い慰めの意を伝えてきた」と述べた。

 北朝鮮は、100人以上の死者が出た韓国南東部・大邱(テグ)での地下鉄火災(2003年)などでも「弔意」を韓国に伝えている。
参考:http://mainichi.jp/select/news/20140424k0000m030092000c.html

運航会社オーナーらを捜査 横領や背任容疑
旅客船の沈没事故をめぐり、運航会社の事実上のオーナーとされる兪炳彦氏(73)一族にも捜査の手が及んでいる。検察は事故の背景に職員管理の不備があったとみているほか、横領や背任の疑いでも調べている。23日には兪氏の自宅などが家宅捜索された。

運航会社「チョンヘジン海運」は、兪氏一族の持株会社の系列。検察当局者は22日、「チョンヘジン海運と船主、主要経営陣らによる放漫経営と職員管理の不備が、事故の原因だと判断した」と捜査着手の理由を述べた。新たに同海運関係者ら30人に出国禁止措置を取ったと明らかにした。
参考:http://www.asahi.com/articles/ASG4R5GJ3G4RUHBI02S.html?iref=comtop_list_int_n01

 

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