【台湾に刺激された?】集団自衛権に強い意欲の安倍首相

【台湾に刺激された?】集団自衛権に強い意欲の安倍首相

 

 

安倍晋三首相は22日午前、防衛大学校(神奈川県横須賀市)の卒業式に出席し、訓示で「平和国家という言葉を口で唱えるだけで平和が得られるわけでもない。必要なことは現実に即した具体的な行動論と、そのための法的基盤の整備だけだ。私は現実を踏まえた安全保障政策の立て直しを進める」と述べた。集団的自衛権の行使容認に向けた憲法解釈変更と、自衛隊法など関連法の改正に重ねて強い意欲を示した発言だ。
首相は「南西の海では主権に対する挑発も相次いでいる。北朝鮮による大量破壊兵器や弾道ミサイルの脅威も深刻さを増している」と指摘。「日本近海の公海上で、ミサイル防衛のため警戒に当たる米軍のイージス艦が攻撃を受けるかもしれない。そのときに日本は何もできないということで本当によいのか」と訴え、憲法解釈変更によって日米同盟の一層の強化を図る意向を強調した。

 

F35
次期主力戦闘機

 

政府は2016年度から調達を始める航空自衛隊のFX(次期主力戦闘機)に、米ロッキード・マーチン社のF35AライトニングII戦闘機を採用することを決めた。F35Aはレーダーに探知されにくいステルス性能を持つ「第5世代」戦闘機で、今後のスケジュールが順調に進めば、12年度予算に最初の調達費が計上され、16年度中に「日の丸ステルス戦闘機」が日本の空の守りに就くことになる。

 

航空自衛隊は老朽化したF4ファントム戦闘機を代替するFX候補として、F35Aのほか米ボーイング社のFA18スーパーホーネット、英国など欧州4カ国が共同開発したユーロファイターの3機種を対象に検討を進めていた。性能、価格、運用のしやすさなど、三者三様のメリット・デメリットがあったが、ステルス機の独自開発を進めている中国の動向なども見据え、総合的な性能が最も高いF35Aを選定した。

参考:http://www.jiji.com/jc/v4?id=20111113jasdf_fx_f-35_lightning0001

 

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