【エボラ熱】ギニアなど3か国、エボラ出血熱の流行中心地を隔離!

【エボラ熱】ギニアなど3か国、エボラ出血熱の流行中心地を隔離!

ウィルス

ほらきた!実質的な切り離し。
手に負えなくなった証拠だ。
物資はあげるから、そこでじっとしとけ。そして看病している者も感染経路になるからそこに居ろ。
バイオハザードが起きた時に疾病管理センターのよく取る非人道的方法だ。
まるで某ゲームや某映画のゾンビ扱いなのだが、指摘されている通りやはり対応に甘さが有った事が原因だろう。

ギニア、リベリア、シエラレオネの3か国は1日、700人以上の犠牲者を出し史上最悪の流行となっているエボラ出血熱について、関係国の首脳らが出席した緊急会議で、流行の中心となっている同3か国の国境が接する地域を封鎖して隔離すると宣言した。

上記3か国とコートジボワールが加盟しているマノ川同盟(Mano River Union、MRU)のハジャ・サラン・ダラブ(Hadja Saran Darab)事務局長は「われわれは、発生数の70%以上を占めている国境をまたぐ地域に集中して、国家間レベルの重要かつ特別な措置を取ることで合意した」と述べた。「これらの区域は警察と軍が隔離する。これらの区域内で隔離される住民には物質的な支援が与えられる」

コートジボワールと世界保健機関(World Health Organization、WHO)も出席した今回の会議では、1億ドル(約103億円)の対応策も発表された。

この地域の医療保健サービスを強化して治療、検査、接触者追跡を効果的に行うことや、各国の衛生法規に従った埋葬の実施、医療従事者にインセンティブ、治療、防護措置を提供して職場復帰を促すことなどが合意された。

ダラブ事務局長は隔離地帯の正確な範囲は明らかにしなかったが流行の中心地はシエラレオネ東部のケネマ(Kenema)から、ほぼ300キロメートル離れたギニア南部のマセンタ(Macenta)まで広がっている

予防方法
世界保健機関(World Health Organization、WHO)と米疾病対策センター(Centers for Disease Control and Prevention、CDC)が出した予防方法は以下のとおり。

エボラ出血熱の症状には、発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、衰弱、下痢、おう吐、胃痛、食欲低下、そして出血がある。エボラウイルスは、粘液、精液、唾液、汗、おう吐物、排せつ物、血液を通じて感染する。

エボラウイルスの感染には体液との直接的な接触が必要なため、航空機や列車のような混雑した場所で乗客の間で広まることは「非常に可能性が低い」とモンロー氏は述べる。「エボラウイルスに感染する人の大半は、すでにエボラウイルスに感染して症状が出ている人と一緒に生活している人や、看護している人たちだ」とモンロー氏は語った。

エボラ出血熱の致死率は90%に上ることもあるが、生き延びた人も2か月近くは他人に感染させる可能性があるので注意する必要がある。「エボラから回復した男性は、回復後最大7週間は精液を通じてウイルスを感染させる」とWHOは述べた。 またエボラウイルスは、葬儀の準備や埋葬などの際にエボラウイルスで死去した人の遺体に触れた人々にも感染している。CDCは、発熱のある患者と接触する前後には定期的に手洗いをし、注射器と注射針を安全に廃棄することを推奨している。感染から症状が出るまでのエボラの潜伏期間は21日間だ。

エボラウイルスは、人々がエボラウイルスに感染した動物の血液や臓器、体液に密接な接触を持った後に、人々の間に広まる。エボラウイルスの自然界の宿主はオオコウモリだ。 「アフリカでは人の感染は、熱帯雨林でエボラ熱を発症したかエボラ熱で死んだチンパンジーやゴリラ、オオコウモリ、サル、レイヨウ、ヤマアラシとの接触を通じて記録されている」とWHOは述べている。 また、養豚場やサルの飼育場で流行の疑いがある場合、WHOは施設の即時隔離と感染した動物の殺処分を推奨している。エボラに対するワクチンは人用も動物用も存在していない。

参照:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140802-00000001-jij_afp-int

 

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