パリ初の地下鉄開通
パリメトロ1号線
(Ligne 1 du métro de Paris)
ラ・デファンス=グランダルシュ駅から
シャトー・ド・ヴァンセンヌ駅までを
東西に結ぶパリメトロの路線である。
路線図、乗り換え案内などで使われる
ラインカラーは黄色である。
概要
もともとはパリ万博の会場を結ぶ路線として1900年7月19日に開通。
パリ初の地下鉄路線であり、現在は最も利用者が多い路線となっている。
略歴
1900年7月19日
万博の会場を結ぶ路線としてポルト・マイヨ駅 (Porte Maillot) とポルト・ド・ヴァンセンヌ駅 (Porte de Vincennes) 間で開通。
当初は8駅が設けられるが、9月1日までに10駅が増設される。
1934年5月
シャトー・ド・ヴァンセンヌ駅まで延伸。
1937年
ポン・ド・ヌイイ駅 (Pont de Neuilly) まで延伸。
1992年4月
ラ・デファンス=グランダルシュ駅まで伸長。
パリ市内から当駅までほぼ併走するRERA線にも駅があるが、RERAの駅はゾーン3に該当する為Ticket Tやカルネ(回数券)は使えない。
RERA線は回数券や定期が使えない上、高い。
通勤などの住民の足としては使えないな。。。
しかし、メトロは例外なく全線均一料金であるため、パリ市内からラ・デファンス駅まではメトロの方が安いという現象が生じる。
2008年
14号線ですでに実施されている自動運転の導入。
特にホームドアの設置など。(コレ大事だよね)
13号線では2006年2月から8月にかけて、一部の駅でドアの試行がなされた。
13号線のサン=ラザール駅などいくつかの駅でホームドアが残っている。
2010年末
運転自動化の完了。(ゆりった!)
世界初の出発から到着までのすべての自動化が目的である。
現行のMP89車両は、MP05(もしくはMP89NG)に全て置き換えられる。
MP05車両では一部駅で日本語での自動放送が導入された。
これはヨーロッパの地下鉄列車として初の導入である。
例:カーブ上にある駅や島式ホームの駅での
「足下にご注意ください」など。
豆知識
この路線つまり、パリ最初・メトロの最初の編成であるM1型は、台枠は鋼製だが車体は木造であった。
1903年のパリメトロ火災の教訓として急速に車体がより強固な素材へと置き換えられる。
そりゃそうでしょ。
電子機器に木造はヤバい。
たしか、1903年のパリメトロ火災の火災原因はショートだったはず!
1913年から1921年にかけて車両は Sprague-Thomson製に置換される。
1963年、4両の動力車を持つ6両編成のゴムタイヤ走行のMP59型車両が導入される。
ちなみに、「メトロ」という言葉はパリの地下鉄の通称となったのみならず、地下鉄を表す名称として世界中で用いられるようになったといわれている。
通称スタシオン・ファントム(Station Fantômeー幽霊駅)と呼ばれる駅がある。
工事未完のまま開業計画が頓挫した駅である。
Haxo と Porte Molitor-Murat の2駅がそれで、線路では本線と繋がっており、プラットホームはあるものの、そこから降りて地上へ向かうための出口が作られていない。
当然営業路線ではなく、現在は留置線などとして使われている。
抜粋:http://ul.lc/4t1j(wikipedia)より
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