マイケル・ジャクソン没
マイケル・ジョセフ・ジャクソン
Michael Joseph Jackson
1958年8月29日 – 2009年6月25日
アメリカ合衆国のエンターテイナー
「キング・オブ・ポップ」と称される。
「人類史上最も成功したエンターテイナー」
他多数のギネス世界記録を保持している。
これまでのCD・レコード総売上枚数は10億枚以上。
1970年代から2010年代まで
「5つの世代で全米トップ10シングルを持つ唯一のアーティスト」
歌唱力
マイケルの音域は4オクターブに及ぶ。
『Invincible』収録の「2000 Watts」では今までにないほど低い声で歌われているためデジタル処理で声を加工したのではないかとも言われたが実際は加工されていない。
またその歌唱力を維持するための努力も欠かさず、ウィル・アイ・アムによるとマイケルは5秒のパートをレコーディングするのに1時間のウォーミングアップを要し、広い声域を守る為普段から高音で話していた。
ボイスパーカッションも得意としており曲を思いついた時にはまずテープレコーダーに録音するのだという。
オプラ・ウィンフリー・ショーで「Who Is It」を披露している他、「Tabloid Junkie」、「Beat It (Demo)」などで確認出来る。
ダンス
「Billie Jean」などで披露されるマイケルの代名詞とも言うべきムーンウォークはゲットーで踊る黒人少年からヒントを得たものである。
「Smooth Criminal」中に披露される斜め45度に傾くパフォーマンス、ゼロ・グラビティでは特許を取得している。
パントマイマーとしても知られる。
「パントマイムの神様」と称されるマルセル・マルソーは
「マイケルは生まれながらのパントマイム・アーティストだ」
と語っていたという。
ファッション
1983年の『キャプテンEO』以降、マイケルの衣装はマイケル・ブッシュとデニス・トンプキンスが担当している。
ブッシュによるとマイケルは衣装が会場の最後尾の観客にも見えるよう気を配っており、そのため衣装の多くはライトストーンで覆われている。
ルーズソックスにもライトストーンが散りばめられていたが、ブッシュの高度な縫製技術を持ってしてもマイケルの激しいパフォーマンスには耐えられず、コンサート終盤にはライトストーンが落ちてしまう。
「ゼロ・グラビティ」の特許を開発したのもブッシュである。
仕掛けが成功した時マイケルは感動の涙を流したという
350以上の賞を受賞している。
またロックなどさまざまな分野で殿堂入りしている。
性格
完璧主義者だったとして知られる。
イタズラ好きでもあり、サイーダ・ギャレットによると2人のデュエット曲「I Just Can’t Stop Loving You」のレコーディング中マイケルがポップコーンを投げてきたという。
またシャイな一面もあり、普段は大人しいのにステージに立つと威厳ある姿に変化し誰もが驚くのだという。
趣味
ゲーム好きとして知られる。
中でも日本メーカーのゲームがお気に入りで、『マイケル・ジャクソンズ・ムーンウォーカー』(クウォータビューでちょっと癖はあるが、個人的には好きだw)では自らがゲームの題材になっているほか、『スペースチャンネル5』では開発者に直接出演を依頼したという。
自宅にはアーケードゲームのコレクションがあり日本のゲームも多数購入している。
(コレは超有名だね^^)
また、旧来のセガファンである彼が来日し、セガ・エンタープライゼス本社を訪問した際に、「ギャラクシーフォース」の大型筐体版をプレゼントされたという逸話がある。
(ソニックが大好きなんだよね^^)
なお、マイケルは2009年に膨大な家財品をリアルオークションに出品した際、品目の中にギャラクシーフォースの筐体も含まれていたが、この筐体が当該の品そのものかどうかは不明。
最終的にこのオークションは諸般の事情で取り下げられている。
アニメ好きでもある。
『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』、『新バビル二世』、『赤い光弾ジリオン』は「Scream」のショート・フィルムで使用されている。
(ジャネットと一緒に作ったや~つ)
容姿
1979年、ステージに鼻をぶつけて大怪我を負う。
これが整形のきっかけである。
整形についてはさまざまな憶測が飛び交っているが肌の色の変化は尋常性白斑(森光子さんも同じ病気でしたね。。。)という病気であり、死後の検死報告でも証明されている。
1984年にペプシコーラのCMで大火傷を負ってしまったのも尋常性白斑の進行を早めた。
自宅
1988年に推定3800万ドルで建築したネバーランドは敷地面積が約2700エーカー(1092万m2)に及び、遊園地、動物園、ゲームセンター、マンション、レコーディングスタジオなどが併設されおり、敷地内を機関車が走っている。
マイケルはこの豪邸を自分のためだけに使うのではなく、病気の子供達や貧しい子供達を招くなどチャリティにも使っていた。
2014年8月、売却が決定した。
マイケルが息を引き取ったロサンゼルスホーンビーヒルズの豪邸は、敷地面積1545坪のフランスのシャトー風の造りになっている。
7つの寝室とトイレが13室、ジム、試写室、スパ設備、試飲部屋つきのワインセラーを備えているほか、ガレージには7台の車を収容することができる。
マイケルの死後に2千数百万ドルで売りに出された。
家族関係
父ジョセフからは少年時代に虐待を受けていたことを明かしている。
歌とダンスのレッスンは非常に厳しく、ベルトなどあるもの何でも使って叩かれたという。
その様子を見た母キャサリンは
「やめて! 死んじゃうわ! 殺しちゃうわ!」
と泣き叫んでいたという。
交友関係
言うまでもなく、多くの著名人との仲で知られる。
南アフリカ大統領ネルソン・マンデラとは家族のような仲だった。
マイケルの訃報を聞いた彼は追悼のコメントを残している。
ダイアナ・ロスには中学生時代に告白したが振られている。
失恋後も友人関係は保たれており、ダイアナはマイケルの遺児の後見人にも指名されている、とゴシップ・サイトは報じている。
女優エリザベス・テイラーとは親友。
偏見報道
尋常性白斑という病気で肌の色が変化したことを公表しているにも関わらず「白人になりたくて肌を脱色した」などと人種差別的な報道が相次いだ。
疾患が公的に証明されたのは死後の検死報告においてであった。
2005年のマイケル・ジャクソン裁判に関する報道について、作家でありジャーナリストであるアフロダイテ・ジョーンズは
「当時のメディアはマイケルを標的にし彼の破滅を企てていた、メディア関係者の中には検察側の主張に合わせ報道を歪めるような不公平な偏向報道をしていた者もいた。
自らも以前はTV視聴者にマイケルが有罪と思い込ませるようなコメントをしていた。
2200ものメディア関係者が裁判を取材したが、自らの偏向報道を認めた者はほんの少ししかいない」
ということを自著『マイケル・ジャクソン裁判 あなたは彼を裁けますか?』の序文で告白している。
正式な裁判記録に基づいて綴られたこの著書は、マイケル側に立った本ということで当時は出版してくれる出版社が見つからず、自費出版に至ったという。
マイケルの弁護を担当したトーマス・メゼロウ弁護士も
「メディアはマイケルが有罪になることを望んでいた、有罪になり刑務所に入りでもすれば世界的に有名なスターの栄光と堕落ということで映画・TV・書籍などのあらゆる媒体でネタにでき、そうなれば何十億ドルにもなる莫大な収益が見込めたから」
という内容の序文を寄せている。
また同事件についてFBIも捜査しているが、FBIはマイケルが有罪であるという証拠を一切発見できず、無実だったと結論付けている。
ジャーナリストのチャールズ・トムソンはマイケル・ジャクソン裁判に関する偏向報道の概要を裁判記録と当時の実際の報道とを比較して指摘した。
「裁判記録を見てみると裁判の実態は、検察側の証人や証言に信憑性がないことが弁護側の反対尋問によって次々暴かれていったものだったことがわかるのだが、そういった検察側に壊滅的なダメージを与えた反対尋問は無視され報道されないという傾向があった、逆にマイケルが有罪であると視聴者にほのめかすような報道や中傷コメントは常軌を逸する程多かった、裁判では信憑性がないとされた検察側の主張があたかも真実であるかのように報道され続けた、無罪評決が下された後もメディアは反省や謝罪をするどころか裁判の実態を検証し正しく伝え直す報道もせず、評決前にマイケルが有罪になるとコメントしていたニュースアンカーやコメンテーター達は無罪評決が出たことに対し『恥をかかされた』と怒りマイケルを中傷し続けた、メディアは視聴者を騙しマイケルに甚大なダメージを与えた、この裁判報道はジャーナリズム史上最も恥ずべき出来事の一つである」
抜粋:http://tiny.cc/sbgrzx(wikipedia)より
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