【エボラ出血熱】回復の英国人看護師、再びシエラレオネへ

【エボラ出血熱】回復の英国人看護師、再びシエラレオネへ
富士フイルム、エボラ出血熱対策で「アビガン」を追加生産
富士フイルム、エボラ出血熱対策で「アビガン」を追加生産

これを英断と思うか、無謀と思うかは個人の判断にお任せするとして、免疫とは何かについて触れたいと思う。
私たちの免疫系は二度なし現象や予防接種・ワクチンの主役であるリンパ球(T細胞やB細胞)が働いて免疫記憶を誘導する獲得免疫反応があるのだが、それは同じものについてだけである。
感染していない株については免疫を持たない。
しかし、シエラレオネでは2種類の株が感染拡大している。また、ウガンダではエボラ亜種とも言えるマールブルグウィルスが確認されている。
何かウィルス対策の準備をしているのなら英断である。
しかし、何も準備していないなら無謀だと客観視した意見を書いてみたのだが、皆さんはどう思うだろうか?
私個人の意見としては許されるなら、ファビピラビルを持って行って欲しかった。
OEjPQlDY0より

西アフリカのシエラレオネで8月にエボラ出血熱に感染しイギリスで治療を受けていたイギリス人の看護師が、回復後、医療活動に参加するため再びシエラレオネに戻ったことがわかりました。

これはイギリスのガーディアン紙が報じたもので、イギリス人看護師のウィリアム・プーリー氏は20日までに、現地で支援を再開するためシエラレオネに戻ったということです。

プーリー氏は、6月からボランティアとして参加したシエラレオネで活動中の8月に、エボラ出血熱に感染。空軍によってイギリスに運ばれ、9月3日に退院していました。退院後は自分が現地で見てきた少女の死の様子などを政府などに訴え、国際的な協力を呼びかけていました。

「シエラレオネの状況が特に良くないんです。シエラレオネの人々は助けを必要としていて、助けを与えるためにボランティアのみなさんが今日ここにいることは素晴らしいことなんです」

プーリー氏は、免疫のある自分こそが活動する必要があり「現地に戻るのは正しい判断だ」と話しているということです。

富士フイルム、エボラ出血熱対策で「アビガン」を追加生産

エボラに効くと言われているインフルエンザ治療薬「アビガン(一般名ファビピラビル)」の錠剤。
エボラに効くと言われているインフルエンザ治療薬「アビガン(一般名ファビピラビル)」の錠剤。

富士フイルムは20日、抗インフルエンザウイルス薬「アビガン錠(ファビピラビル)」を追加生産すると発表した。エボラ出血熱対策として海外での投与拡大に備える。

11月中旬から、フランス政府とギニア政府が、ギニアでエボラ出血熱に対する「アビガン錠」の臨床試験を始める予定。この臨床試験で効果や安全性が認められた場合は、より大規模な臨床使用のための薬剤の提供要請が見込まれる。

「アビガン錠」は、グループの富山化学が開発した抗インフルエンザウイルス薬で、エボラウイルスに対して抗ウイルス効果を有するとのマウス実験の結果が公表されている。これまでに、西アフリカから欧州に緊急搬送されたエボラ出血熱患者複数人に対し、緊急対応として投与された。

同社は、現時点で2万人分の錠剤を有し、原薬としてさらに30万人分程度の在庫を保有しているという。

参考
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2327928.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141020-00000080-reut-bus_all

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