【エボラ出血熱】国内発生に備え学会緊急セミナー開催

【エボラ出血熱】国内発生に備え学会緊急セミナー開催
エボラ出血熱とよく似たマールブルグ病の感染者が確認されたと発表
エボラ出血熱とよく似たマールブルグ病の感染者が確認されたと発表

何か日本って違う意味で平和だね。
こういうセミナーは積極的に開催するに越したことはないが、今頃?
正直、驚いてしまった。
何においてもリスクヘッジ(リスクを回避)は基本だ。これをしないと、会社も立ちゆかなくなる。
国とはいわば大きな会社組織、社長が首相、国会議員が管理職、私達は平社員と簡単にすると、大体こんな感じと考えていただくとわかりやすい。
こう言う事って社長が率先して指示することじゃないのかな?と、思ったりもしたわけだが日本という会社の社長はお休みらしい。
まあ、愚痴っていても何も始まらないので…兎に角、医療従事者の皆さんには頑張ってほしいと思う。こいう疾病で頼ることが出来るのは病院組織だけなのだから。
それから、何度も言うが平社員である私達も準備はしておかなくてはならない。
(このブログを読んでる人たちには耳にタコが出来る、いや、目に焼きつくかもw)
私達のリスクヘッジは【予防】この一言に尽きると思われる。
わからないことああれば、電話でも良いので技術者(専門家)に聞く。自分なりに勉強。そして実行!
優秀な社員でいたいなら、この辺のことはしっかりしておこうというお話。
あと、上の情報はちゃんと下におろせ!と声を大にして言いたい。以上!

エボラ出血熱が西アフリカを中心に流行していることを受け、日本感染症学会など関連4学会が13日、エボラ出血熱の感染者が国内で発生した場合に備えて情報を共有する緊急セミナーを開いた。

セミナーでは、リベリアで8月に医療支援を行った国立国際医療研究センター(東京都新宿区)の加藤康幸医師が「日本は流行地から感染者が入ってくるリスクが高い国ではないが、例えば患者が近隣国の中国に入り、そこで流行が始まったとするとリスクは変わってくる」と解説。
国立感染症研究所(同)や医療現場の専門家が国内で患者が出たときに備えた診断法、医療従事者の院内感染を防ぐための対応方法などを共有した。

また、労働科学研究所(川崎市宮前区)の吉川徹氏が「感染を防ぐための防護具を使っても使い方が適切でなければ院内感染が起きてしまう」と指摘。
東京都保健医療公社荏原病院(東京都大田区)の黒須一見看護師は「看護師は12時間勤務を行うが、防護具を着用すると1時間が限度。
勤務態勢の見直しや、防護具が正しく使えているかの監視指導の人手も必要だ」と課題を挙げた。

エボラ類似のマールブルグ病で死者=ウガンダ
世界保健機関(WHO)は10日、東アフリカ・ウガンダの首都カンパラで、エボラ出血熱とよく似たマールブルグ病の感染者が確認されたと発表した。感染者は医療従事者の男性で、先月28日に死亡した。

WHOによると、男性と接触した146人が経過観察の対象となった。

マールブルグ病ウイルスはエボラ熱の原因となるウイルスに近い種類。発熱や下痢、鼻や消化管からの出血などの症状に加え、感染から発症までの潜伏期間や死亡率の高さなど、エボラ熱とよく似た特徴を示す。

マールブルグ病とは
エボラ出血熱と同じウイルス性出血熱の一つ。
1967年にドイツのマールブルクなどでワクチン製造のためウガンダから輸入したアフリカミドリザルを扱った研究者ら31人が発症し、7人が死亡した。その後の発生では、コウモリ・齧歯類(げっしるい)からの感染が疑われている。
伝染力が強く致命率が高いため隔離治療が必要とされる国際伝染病指定されている。

潜伏期間は3~10日。突発的に発症し、頭痛・筋肉痛・発熱に始まり、激しい嘔吐・下痢がみられ、発疹が全身に広がる。
重症の場合、全身の器官に出血傾向が現れ、8~10日で死亡する場合がある。
マールブルグ出血熱、マールブルグ熱とも言う。

1998~2000年にはコンゴ民主共和国で発生し、149人の患者が確認され123人が死亡。2005年にはアンゴラで388人の発症が確認され324人が死亡した。

参考
http://www.sankei.com/life/news/141013/lif1410130030-n1.html
http://www.sankei.com/world/news/141011/wor1410110021-n1.html

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