国内感染者が現実となったデング熱!

国内感染者が現実となったデング熱!

伝染病として確認されている感染症に対してワクチンや薬を作らないのは何故か?
感染が少数で地域的なものだから、開発費用がもったいないので作らないが本音である。そうしたことによって、今回のエボラ出血熱の拡大へとつながっている。
危険のあるものは早期に対処しておくべきなのは会社も人間社会も同じなのだが。
リスクヘッジがなってない!!

厚生労働省は、国内でデング熱に感染した人が、27日に発表した女性に加え、さらに2人確認されたと発表した。3人は同級生で、東京の代々木公園でデングウイルスを保有する蚊に刺されて感染した可能性があるという。

厚労省などによると、新たにデング熱への感染が確認されたのは、東京都に住む20代の男性と埼玉県に住む20代の女性で、いずれも海外渡航歴はないという。2人とも入院しているが、快方に向かっている。

26日、埼玉県に住む10代の女性が、デング熱に感染したことが確認されたが、この3人は、東京都内の同じ学校の同級生で、学園祭の練習のため、今月上旬から中旬にかけて、一緒に週に3回ほど代々木公園に出かけ、蚊に刺されたという。

厚労省によると、蚊がデング熱に感染した人を刺すと、蚊の中で、1週間ほどかけてウイルスが増殖するという。都は26日から27日にかけて、3人が蚊に刺された渋谷門付近で35匹の蚊を調べた結果、デング熱のウイルスを持つ蚊は見つからなかったという。

しかし、都は、代々木公園でデングウイルスを保有する蚊に刺されて感染した可能性もあるとして、この付近を29日朝まで立ち入り禁止にして、蚊の駆除を行うという。

デング熱症状
デング熱症状

デング熱とは?

デング熱は、熱帯・亜熱帯で見られるウイルス感染症。
感染後2日〜15日で発症し、高熱や頭痛、腰痛、筋肉痛などの症状が現れる。
現在のところ、ワクチンや治療薬はない。
外務省によれば、より重いデング出血熱に発展した場合、死亡率は15%程度になるが、集中治療により、その死亡率は1%以下まで下がる

厚生省は予防のポイントとして、
1.長袖、長ズボンを着用し、素足でのサンダル履き等は避ける。
2.虫除け剤の使用等によって、屋外だけではなく屋内でも蚊に刺されないように注意する。
3.室内の蚊の駆除を心がける。
4.蚊幼虫の発生源を作らないように注意する。

の4点を挙げている。

参考:http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20140828-00000033-ann-soci

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