ネグレリア・フォーレリに感染!9歳少女死亡!

ネグレリア・フォーレリに感染!9歳少女死亡!
フォーラーネグレリア
フォーラーネグレリア

 今年になって早くも米カンザス州で、ネグレリア・フォーレリの犠牲者が出てしまった。
1990年代中盤頃か殺人アメーバと言われている寄生虫なのだが、未だに謎が多い。
淡水で鼻から侵入すると知られているが、予防法は特になく、川など淡水で泳いだりしないなど漠然としたものしか無い。
この寄生虫の恐い所は鼻孔を貫通後、脳に寄生することに有る。日本でも感染報告があるが、発見されて間もない頃だったため感染経路については不明のままである。
詳しく知りたい人はネグレリア・フォーレリ(フォーラーネグレリア)で検索するとたくさん出てくると思うので知識として見てもらいたい。

米カンザス州で、脳をむしばむ病原性アメーバ「ネグレリア・フォーレリ(フォーラーネグレリア)」に9歳の少女が感染して死亡したことが16日までに分かった。州当局は、淡水で泳ぐ際には注意するよう呼びかけている。

亡くなったハリー・ユストさんは水上スキーが得意で、この数週間は湖などでスキーや水泳を楽しんでいたという。ネグレリア・フォーレリに感染して先週死亡し、14日に葬儀が営まれた。遺族は追悼のため、カンザス州立大学に「ハリー・ユスト女子バスケットボール奨学金」を創設すると発表した。

ネグレリア・フォーレリは水温が高く流れのない淡水に発生する。専門家によると、人体へは鼻から入って脳の周りの中枢神経に到達。感染から約5日で頭痛や発熱、嘔吐(おうと)などの症状が現れ、多くの場合、死に至る。

症例は淡水で泳ぐ人が増える夏に多く報告され、米国では昨年夏にもフロリダ州で12歳の少女が感染して死亡している。アーカンソー州で感染した少女は一命を取りとめた。

過去50年の間に米国で感染が確認された約130人のうち、命が助かったのはアーカンソー州の少女を含む3人にとどまる。

ただし感染は極めてまれで、同じ水で同時に大勢が泳いでも、特定の人だけが感染する理由は分かっていない。

カンザス州当局は、淡水で泳ぐ時には鼻をはさむノーズクリップを使用し、浅い水底の堆積(たいせき)物を巻き上げたりしないよう勧告。温泉など水温が高い所には顔をつけないよう呼びかけている。

参考:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140716-35050932-cnn-int

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